海を守る会は大島海峡の海洋保全を44年続けています

上記地図36カ所の係留ブイはアンカーリングからサンゴを守るためと、悪天候時の船舶の安全確保のために設置されています。


瀬戸内町

海を守る会

任意団体、瀬戸内町の海を守る会は、昭和55年(1980年)に発足し、今年で44年、ずっと、大島海峡を見守り続けています。


 2021年、奄美大島は世界自然遺産に登録されました。そして奄美大島南部の瀬戸内町の「大島海峡」は、海底のミステリーサークルを作る新種アマミホシゾラフグや新種ニゲミズチンアナゴ、新種のサンゴなどさまざまな希少生物が毎年のように発見され、今や、世界中の多くの海洋学者、研究者、ダイバー、各メディアが多く、訪れるようになりました。
当会「瀬戸内町・海を守る会」は地元のダイバー業者が集まり、40年前から、この海峡のサンゴや希少生物を守るために、アンカリングによるサンゴ破壊を防ぐための係留ブイの設置、地元漁協組合とのオニヒトデの駆除、アマモ移植、海底清掃などの活動を毎年続け、壊滅的だったサンゴ礁も復活しつつあります。
しかし、世界自然遺産登録や格安航空便発着により多くの観光客が訪れ始め、マリンレジャー業者も増え、新たな海の環境破壊、海難事故等が危惧されつつあります。それに備え、当会は独自の新たなる海洋保全活動とともに、子供たちと一緒に『豊だった50年前の大島海峡を取り戻す』ためのプロジェクトをスタートしました。



当会は2001年から23年毎年、大島海峡のサンゴ調査を実施しています。


◇新着ニュース 2023/05/17

 第一回『海っ子クラブ』が始まりました。5月17日、18日の二日間の研修です。古仁屋中学校3年生9名、みんな海が大好きメンバー、将来のの夢をたずねると、ダイビングインストラクター2名、漁師1名海関係2名、フィッシングユーチューバー1名。なんとも、頼もしい『海っ子クラブ』第1期生となりました。

当日インストラクター、左から祝 隆之インストラクター、廣島正子インストラクター、齋藤大輔インストラクターの3名。船舶はダンデライオンでした第1回『海っ子クラブ』の写真記事は<こちらをクリック

 



継続事業・リーフチェック

毎年、トップシーズン前に数回のビーチクリーニング、リーフチェック、海底清掃を実施しています。

23年間継続しているリーフチェック


継続事業・ビーチクリーニング

2022年度のビーチクリーニング

①やどり浜②ホノホシ海岸③管鈍海岸④西古見・ナハンマ公園⑤安脚場海岸⑥天皇浜⑦実久海岸


継続事業・海底清掃



2024年・令和6年度 海を守る会・役員及び会員

〇会長・武 夏樹 

〇副会長・祝 隆之

〇事務局長・畑 弘己 


海を守る会(ダイビングshop)15社/奄美せとうち観光協会マリンレジャー会(マリンスポーツ全般10社)


瀬戸内町・海を守る会会員の船舶写真(当会に船検証を届け、古仁屋海上保安署に当会の会員として登録された船舶)